労働紛争を避けるために経営者・管理者が注意すべき落とし穴(1月17日YouTube 公開)

ご存知でしたか?

①契約社員には、正社員と違って通勤手当を出さない。

こんなことをしていたら、社員から損害賠償請求を受けても文句は言えません。

②飲食店従業員が勤務中にお皿を割っても、賠償を求めることはできません。給与天引き等はもってのほか。ご存知でしたか。

③「無断残業には残業代は出せない」本当に当たり前ですか。紛争になりかねません。

④「最高裁判所が非正規社員への賞与・退職金未払いを認めた。」これは大きな誤解です。

⑤外勤の営業担当者への「事業場外みなし」が適用される余地は、ほとんどありません。

⑥理不尽なクレームをつける顧客については、警察との相談もためらってはならない。カスタマーハラスメント対策は最近の重要なテーマです。

(1月17日YouTube公開)

https://www.youtube.com/watch?v=6Bga6IFDUmU


ファイナンシャルフィールド様からのご依頼で、働き方についての様々な記事を執筆させていただいています。

働く人の立場に立った記事を狙いとしていますが、会社の経営者や管理者の皆様にも役に立つと思います。上記は、その中で感じたことです。

「働き方改革」「コロナ対応」などで労働者の雇用環境の注意点は一変しています。

しかし、経営者管理者の意識はまだ変わっていないようです。それどころか、むしろ、働く人自身の意識改革ができていません。

例えば、正規非正規の不合理な待遇格差是正策について記事執筆すると、「その条件で契約した以上文句を言うのはおかしい」といった読者のコメントが山のように寄せられます。不合理な待遇差の解消が必要なのは、低賃金の解消のみならず、労働生産性向上、多様な働き方の自由な選択、さらに出生率向上にもつながる、国家の重要施策であることを理解されているのでしょうか。

長時間労働、過重労働の是正も進んでいません。ちょっとした意識改革で業務効率化を進めることは難しいことではありません。

記事を書き、読者のコメントを見ながら、是非皆様にお伝えしたいことを、お話ししたい。

経営者管理者であれ、働き手であれ、あなたの感ずる「当たり前」に、一度疑問を投げかけてみませんか?

きっと新しい世界が広がります。

そのような気持ちでおります。

1.もとの掲載先:ファイナンシャルフィールド

https://financial-field.com/person/tamagami-nobuaki

2.Yahoo!ニュース(玉上信明)

(読者の方が様々なコメントを寄せられています。読者の間での意見交換等も活発に行われており、記事本体よりも面白いかもしれません。)

https://news.yahoo.co.jp/search?p=%E7%8E%89%E4%B8%8A%E4%BF%A1%E6%98%8E&ei=utf-8&aq=0

3.Infoseekニュース

https://news.infoseek.co.jp/search?type=article&q=%E7%8E%89%E4%B8%8A%E4%BF%A1%E6%98%8E

4.goo検索

https://search.goo.ne.jp/web.jsp?MT=%E7%8E%89%E4%B8%8A%E4%BF%A1%E6%98%8E&mode=2&IE=UTF-8&OE=UTF-8&from=news_header


社会保険労務士 玉上事務所

2017年1月社会保険労務士玉上事務所を開設。 2015年10月三井住友信託銀行65歳定年退職。在職中から企業の不祥事・不正防止対策に取り組み、いまは企業風土改革、人事労務管理コンサルティングに取り組んでいます。障害年金等障害者対策にも注力しています。 2017年1月30日付日経新聞朝刊「私見・卓見」欄に論考「ヤミ残業は不正の温床になる」が掲載されました。 ブログも参照ください。虎猫銅鑼猫

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